自撮りした動画や、さまざまな形式の動画データをBlu-rayに書き込む際には、Blu-rayオーサリング・ライティング機能を備えた「Blu-ray作成ソフト」が必要となります。しかし、Blu-ray作成ソフトは無料・有料含めて色々な種類のものがあるため、どれを使っていいのかわからないという場合もあると思います。
そこで、今回の記事では、Leawo社が販売している「Leawo Blu-ray作成」ソフトの特徴とその使い方について、解説していきたいと思います。
ブルーレイ作成・ライティング(書き込み)ソフト「Leawo Blu-ray作成」とは
Leawo Blu-ray作成は、Leawo社が販売しているDVD/Blu-ray作成ソフトで、MP4やMKV、AVIを含めたほとんどの動画形式に対応しています。iPhoneやスマホなどで撮った動画から、ブルーレイを作成することも可能です。同社では、DVD・Blu-ray・動画ダウンローダーを販売しており、各ソフトで連携を取ることも可能になっています。
Leawo Blu-ray作成の仕様
公式サイト:https://www.leawo.org/jp/blu-ray–creator/
対応OS:Windows 7以降(32bit/64bit) Windows11対応
MacOS10.13以降OS11対応 (M1Mac対応)
CPU:Intel/AMD 1GB以上
RAM:512MB以上
HDD:25GB以上の空き容量
その他:Blu-rayドライブ、インターネット環境
対応言語:日本語
Leawo Blu-ray作成の機能
- 対応形式
入力:MP4、DAT、WEBM、RMVB、RM、MPG、MPEG、VOB、MOV、M4V、QT、FLV、F4V、NSV、NUT、MKV、MTS / M2TS / TS / TP / TRP(AVCHD、H.264、 VC-1、MPEG-2 HD)、MOD、TOD、DV、WMV、ASF、3GP、3G2、DVR-MS
出力:DVD/Blu-rayディスク、DVDフォルダ、BDフォルダ、ISOイメージファイル
- 機能
・ほとんどの動画形式からDVD/Blu-rayビデオを作成できる
・40以上のディスクメニューテンプレートから任意のテンプレートを選択可能
・Blu-ray/DVD写真のスライドショー作成
・動画編集機能(透かし、切り抜き、回転、効果、3D変換、ノイズ除去、チャプター作成)
・Blu-rayプレーヤー機能
・チャプター情報をそのまま出力可能
無料版・有料版の違い(価格)
MacX DVD Repper Proの無料版では、5分以内のリッピング制限があります。そのため、本格的に使用するためには、製品版の購入が必要になります。
- 価格
永久ライセンス:4,935円(1台)
※30日間の返金保証
Leawo Blu-ray作成は永久ライセンスのみの販売で、Blu-ray作成を購入した時点でDVD作成も付属してきます。無料版に関しては、5分以内の書き込みにのみ対応しているため、使い勝手に関して確認することができます。本格的に使う場合には、購入が必要です。
Blu-ray作成・ライティング(書き込み)「Leawo Blu-ray作成」の使い方
Leawo Blu-ray作成のインストール方法・使い方について、解説していきます。
Leawo Blu-ray作成のインストール方法(Mac)
今回は、Macでインストールする方法をご紹介します。
1.公式サイトにアクセスして、「ダウンロード」をクリックします。
2.ダウンロードが完了したら、「ダウンロードフォルダ」を開き、「ltmcu_setup.dmg」をダブルクリックします。
3. インストールアイコンをクリックして、インストーラーを起動し、「続ける」をクリックします。
4.インストール先を指定して、「インストール」をクリックします。(特に指定がない場合は、そのまま「インストール」がオススメです。)
5.ログインパスワードを記入して、「ソフトウェアをインストール」をクリックします。
6.インストールが開始されるので、完了するまで待ちます。
7.「インストールが完了しました。」と表示されたら、「閉じる」をクリックして、インストールは完了です。
Leawo Blu-ray作成でBlu-rayを作成する方法
1.Leawo Blu-ray作成を起動し、「Blu-ray作成」をクリックします。
2.Blu-ray作成画面が表示されたら、左上にある「ビデオを追加」をクリックして、作成したい動画ファイルを選択します。(「ファイルをここにドラッグ」というところに動画ファイルをドラッグ&ドロップしても、リストに追加することが可能です。)
3.動画を追加したら、右側のテンプレートメニューからメニューをクリックします。
4.メニュー中心にある「目のマーク」をクリックすると、メニュー画面のプレビューと編集画面が表示されます。
編集画面で、テキスト、画面位置、チャプター選択画面の編集が可能です。
5.編集が終了したら、画面右上にある「書き込み」をクリックして、書き込み設定を行います。
書き込み先:フォルダ、ISOファイルのどちらかにチェックを入れます。空欄にはBlu-rayドライブが表示されます。
保存先:作成した内容をHDDに保存可能です。Blu-rayにライティングする際の一時保存先になります。(HDDにそのまま保存することも可能)
※体験版の場合は「試用版制限」という表示が出るので、製品を購入している場合は「製品登録」を、購入する場合は「購入する」をクリックしてください。
6.画面右下の「書き込み」をクリックして、書き込みを開始します。
7.書き込みが完了したらBlu-raの作成は完了です。
Leawo Blu-ray作成は、非常にわかりやすいUIなので、初心者の方でも操作に迷うことはほとんどありません。また、別途Blu-rayコピーやリッピングといったソフトを購入することで、Blu-rayディスクから動画データを取り扱うことも可能になります。
Blu-ray作成・ライティング(書き込み)できる代替ソフトおすすめ
ここでは、Leawo Blu-ray作成以外で、オススメできるBlu-ray作成ソフトをいくつかご紹介します。
DVDFab Blu-ray作成
DVDFab Blu-ray作成は、Leawo Blu-ray作成と同様、有料の高性能Blu-ray作成ソフトです。ほぼ全ての動画形式に対応しており、おしゃれなメニューテンプレート、GPUアクセラレーションなど、快適なブルーレイ作成、ライティングが可能となります。DVD/Blu-ray変換ソフトの中ではトップクラスの性能と使いやすさを持って入るDVDFabのBlu-ray作成ソフトなので、その機能性と安定性は折り紙付きです。
対応言語:日本語
対応OS:Windows7以降 MacOS10.11以降
公式サイト:https://dvdfab.org/blu-ray-creator.htm
B’s Recorder
ソースネクスト社が販売している、CD/DVD/Blu-rayディスクの作成ソフトです。AVI、WMV、MP4などの形式からBlu-ray作成が可能です。専用メニューやチャプターテンプレートなども用意されているので、このソフトだけでディスクメディア全ての書き込みが可能になります。
対応言語:日本語
対応OS:Windows8.1以降Windows11対応
公式サイト:https://www.sourcenext.com/product/bs/bs-recorder/
ImgBurn
今回ご紹介するソフトの中では、唯一の完全無料のライティングソフトです。DVD/Blu-rayライティングに対応したフリーソフトで、Blu-rayファイルとISOイメージファイルからブルーレイを作成することができます。
ただし、Img Burnには「DVDメニュー作成」機能は搭載されていないため、ライティングのみ可能ということになります。他のソフトでBlu-rayビデオのISOデータを作り、ImgBurnでライティングするのがオススメです。
対応言語:英語(日本語パッチで日本語化可能)
対応OS:Windows98以降Windows11対応
公式サイト:https://www.imgburn.com/index.php?act=download
Blu-ray作成・ライティング(書き込み)ソフトのまとめ
今回の記事では、Blu-ray作成・ライティングに対応した「Leawo Blu-ray作成」の特徴と使い方について、詳しく解説させて頂きました。今回の記事をまとめると、以下の通りとなります。
・Leawo Blu-ray作成を使えば、DVD/Blu-ray作成・ライティングは全て可能になる
・本格的に利用するなら購入する必要がある
・Blu-ray作成を本格的に始めるなら、「有料ソフト」がオススメ(Leawo Blu-ray作成以外のソフト含む)
今回ご紹介したLeawo Blu-ray作成は、非常に使いやすいUIで、Windows、Macに対応しており、購入することでDVD/Blu-ray作成機能が使えるようになるので、非常にお買い得です。まずは無料版をダウンロードして、使ってみることをオススメします。
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