MakeMKVとは?
MakeMKVとは、DVDやブルーレイディスクをリッピングするために必要となるソフトのことです。
リッピングとは、DVDビデオソフトや音楽CDソフト、ブルーレイディスクなどに保存されているデジタルデータをパソコンに取り込む作業のことを言います。
基本的に、DVDやブルーレイディスクに保存されているデジタルデータは、著作権を守るために保護されています。そのため、複製することができません。再生機器によっては、再生することができないケースもあります。リッピング作業を行うと、媒体に保存されているデータを、そのままイメージファイルとしてパソコンに取り込むか、あるいはパソコンなどの再生機器で取り扱いやすいデータに変換してからファイリング可能です。
つまり、MakeMKVでリッピングを行えば、保護されたデジタルデータを複製し、何度も再生することができるようになります。MakeMKVでは、リッピング作業後にMKVファイルに変換して保存します。
MKVファイルは、ロシアの開発者によって生み出されたファイル形式であり、タブレットやデスクトップをはじめとする様々な媒体で使用できるうえに、高画質を実現した形式です。そのため、MKV形式に変換できるMakeMKVは、世界中で人気があります。MakeMKVの開発元はGuinpinSoftで、海外製のソフトウェアですが、日本語に対応しているため、英語を苦手としている人でも使いやすく人気が高いです。また、Windowsをはじめ、MacOS、そしてLinuxでも利用可能なので、一般の人が幅広く活用できる点も魅力です。
MakeMKV Keyとは ？
MakeMKV Keyは、公認コードやクーポンコードとも呼ばれているもので、このコードを入力すれば、MakeMKV Betaの無料試用期間を延長したり、無制限でMakeMKVを使用できたりします。
MakeMKV Key（登録コード）は、およそ2ヶ月ごとに更新されるので、長期間MakeMKVソフトを使用する予定があるならば、最新のコードを常に入力しなければなりません。または、MakeMKVの永久キーを購入するとよいでしょう。定期的に最新の公認コードを見つけなければならず、この作業に手間取る人は多いです。
最新のMakeMKV Keyの入手方法
MakeMKVソフトは、非常に便利なソフトですが、MakeMKV Keyと呼ばれる公認コードを探すのは、使い始めの素人には難しいです。しかし、無料で使用できる期間が終了したら、最新の公認コードを見つけなければ、引き続き使用することはできません。公認コードは2種類あります。ひとつが、一度購入すればMakeMKVを無制限でずっと使い続けることができる永久MakeMKVキーで、もうひとつがおよそ2ヶ月ごとに更新される無料の公認コードです。
永久MakeMKVキーの購入方法
MakeMKV Beta版の試用期間が切れた後に、MakeMKVのLifetimeバージョンを購入することで入手できるコードのことです。機能を包括的、かつ永久に使い続けることができます。
公式サイトからダウンロードして、インストールしたMakeMKV Beta版を起動して、「ヘルプ」をクリック、さらに「購入」をクリックすれば、購入可能です。
無期限で使用することができる公認コードなので、一度購入してしまえば、新たに公認コードを購入する必要はありません。
2ヶ月ごとに変わる無料公認コードの入手方法
MakeMKV 公式サイトのフォーラムで一時的なMakeMKV beta Keyを定期的に発行されています。MakeMKV のフォーラムにアクセスして、「News and Announcements」部分で探してみましょう。
見つからない場合は、Googleやファイアフォックスなどのブラウザの検索ボックスに、「MakeMKV Key」あるいは「MakeMKV beta Key」と入力して検索します。
すると、MakeMKV Keyの発行フォーラムにアクセスすることが可能です。サイトにアクセスすれば、すぐに無料のMakeMKV Keyを購入できます。
MakeMKV Key
最新のMakeMKV Key：
使用期限：2021年9月末まで有効です。
2ヶ月ほどで最新のものに更新されるので、使用している公認コードの使用期限が切れたならば、定期的に入手する必要があるでしょう。使用している公認コードの使用期限は、公式発行サイトの公認コードの下部に記載されているので、入手時に確認するとよいでしょう。
MakeMKV Keyの更新作業
一時的なMakeMKVの公認コードを入手しただけでは、MakeMKVを使い続けることができません。正しく更新作業を行わなければなりません。この更新作業は、新たに公認コードが更新されるたびに行う必要があります。更新作業は難しいものではありません。また、手動で更新する方法と、自動で更新する方法の二つがあります。
手動更新作業
1：まず、公式発行サイトへとアクセスし、最新の公認コードを探します。
2：MakeMKV beta Keyをコピーします。
MakeMKV Key
3：インストールしてあるMakeMKVを起動し、ソフトウェアの上部にある「ヘルプ」そして「公認」をクリックします。
MakeMKV Key
4：公認コードの入力ボックスが現れるので、公式発行サイトでコピーした公認コードを貼り付けて「OK」をクリックします。
うまく承認されていれば「MakeMKVベータポップアップ画面：どうもありがとうございます。MakeMKVの次回起動時に変更が有効となります」と表示されるので、再起動して完了です。
MakeMKV Key
自動更新作業
公式発行サイトでは、手動の公認コード以外に自動で公認コードを更新できるアプリケーションが発行されています。「MakeMKVUpdater」と呼ばれているアプリケーションをインストールすれば、公認コードの有効期限が切れた際に、次の最新の公認コードを自動的に更新してくれるでしょう。
MakeMKVの使い方
MakeMKVの使い方は、難しくありません。
1：公式サイトからMakeMKVをダウンロードして、お使いのパソコンにインストールします。
2：MakeMKVをダウンロードした後に、リッピングしたいDVDやブルーレイディスクをドライブに挿入します。
3：MakeMKVのメイン画面の「ディスク」のアイコンをクリックすれば、1分ほどでMakeMKVソフトは、媒体のデジタルデータをすべて読み取るので、読み取らせたディスク内のすべてのファイルを表示させることが可能です。
MakeMKV Key
なお、リッピングボタンやバックアップボタンが、灰色の使用不可能状態の場合、使用している媒体の保護状態が最新のため、リッピングができない状態を指しています。
4：次いで、リッピングしたいタイトルをタイトルをチェックしたうえで、字幕や音声などにもチェックを入れます。
「出力フォルダー」の下にあるオプションをクリックして、リッピングした出力ファイルを保存する場所を選択するのが次の作業です。
MakeMKV Key
最後に「MakeMKV」ボタンをクリックすればリッピング作業の出力が開始されます。なお、リッピング作業には多少の時間がかかります。出力作業が終了したならば、選択した出力場所にMVKフォルダがあるのを確認して終了です。
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