ブルーレイの音声を抽出できるソフトと使用方法

ブルーレイリッピング ブルーレイリッピング

DVDに比べて、ブルーレイの音質や画質はクオリティが高いです。そのため、ブルーレイの音声のみをスマホで聞けるようにしたり、他のデバイスに保存したくなる気持ちは理解できます。こちらではまず、ブルーレイの画像や音声がなぜ良いのかを考えます。そして、ブルーレイの音声のみを抽出できるソフトウェアをフリーのものを含めて、いくつか紹介します。

なぜブルーレイの画質や音質はよいのかと抽出する際の注意点

同じ映像を見ても、DVDとブルーレイでは、画像や音声も格段の違いがあると感じる人は多いことでしょう。では、ブルーレイの画質や音質の良さには、どんなことが関係しているのでしょうか。

ブルーレイ

まず、DVDに比べて、ブルーレイの容量がかなり大きいということが挙げられます。DVDの標準的な容量は、片面4.7GB、両面で8.5GBですが、ブルーレイは片面25GBで、両面だと50GBを記録できます。

また、データの記載方法にも違いがあります。DVDもブルーレイも、同じ大きさのメディアですが、DVDは赤色のレーザー波長を使って書いていき、ブルーレイは名前の通り、青紫のレーザー波長を使います。メディアの書き込みに使用するレーザー波長の色の違いは、書き込み面積の違いとなって現れます。同じ情報量を記載するのに、DVDが100必要だとすると、ブルーレイは19で済んでしまいます。

DVDとブルーレイの容量や書き込み面積の差をたとえで説明すると、DVDは原稿用紙に太文字書きのペンを使用して書いているようなものです。対してブルーレイは、目の細かい方眼用紙に先がとがったペンを使って細かい字を書いているような形になります。そのため、同じ絵を描く場合でも、片方はモザイク画のようになり、もう一方はリアルな写真映像のように描くことができるというふうに異なってきます。

ブルーレイの容量の多さや書き込み面積の差は、音声データの量を増やすことにつながり、音質にも影響します。加えてブルーレイは、ドルビーデジタルプラスやドルビーTrueHDなど、高音質のデータ規格が採用されていることも、音質が向上する要因となっています。

ブルーレイの、さながら映画館にいるかのような臨場感あふれる音声をスマホなどで手軽に聞けるようにしたいという要望は多くなっていますが、注意点もあります。コピーガードがかけられているブルーレイディスクは、コピー解除して複製することは著作権法上、禁じられています。これは、個人使用であっても同様です。

一方、コピーガードしていないブルーレイディスクはコピーしてもよいことになるので、音声の抽出ができます。そのため、ブルーレイの音声抽出は、テレビの録画の個人使用や、自撮りしたものなどに限られることを認識して、利用したいものです。

AnyMP4 ブルーレイリッピングの仕様と使い方

こちらからは、ブルーレイから音声を抽出できるソフトウェアを、フリーのものや体験版があるものを中心に、使い方を含めて紹介していきます。まず一つとして挙げられるのが、AnyMP4 ブルーレイリッピングです。こちらは、ブルーレイディスク内のファイルから音声を抽出して、MP3やWAV、AACなどの音声に変換できる便利なソフトウェアです。

anymp4 ブルーレイリッピング

1. AnyMP4 ブルーレイリッピングの使い方ですが、まず、ブルーレイディスクをパソコンのディスクドライブに入れ、ソフトウェアを立ち上げます。

2. そして、「ブルーレイディスクをロード」のボタンを押して、音声抽出しようとしているディスクを選択し、データを読み込みます。

3. なお、AnyMP4 ブルーレイリッピングは、音声データの一部を抽出することもできます。音声を部分的に抽出したい場合は、ブルーレイ動画の横に表示されるバーにある、はさみのマークのアイコンをクリックして、開始時間と終了時間を設定します。

4. 録音時間を設定したら、画面右側にある「出力形式(すべて適用)」のドロップメニューを開いて、「オーディオタブ」に移動し、「エンコーダ」から出力形式をMP3、WAV、WMAなどにします。

5. 最後に、画面右下の「すべてリッピング」ボタンを選択すると、音声抽出が始まります。

DVDFab Blu-ray リッピング

ブルーレイから音声データを抽出し、他のデバイスでも利用できるよう、MP3をはじめとする様々なデータ形式に変更できるのが、DVDFab Blu-rayリッピングです。こちらも体験版が用意されているので、使用感を確かめてから有料版に移行することができます。

dvdfab blu-ray リッピング

1. DVDFab Blu-rayリッピングを使ってブルーレイディスクの音声データを抽出する方法ですが、まずソフトウェアを起動して、画面上部のメニューから「リッピング」を選択します。

2. そして、パソコンのディスクに音声抽出したいブルーレイディスクを入れ、画面中央の「+」の部分にデータをドラッグアンドドロップするか、「+」ボタンを押して、該当のブルーレイディスクを選択します。

3. そうするとディスク内の情報が表示されるので、「他のタイトルを選択」の右にある「プロファイルライブラリ」をクリックします。

4. 遷移した画面上部の「フォーマット」をクリックし、画面左側に表示される「オーディオ」を選ぶと、利用可能な音声データ形式が表示されます。その中から、MP3など好みの形式を選び、必要があればタイトルを変更したり、プレビューで音声を視聴したり、詳細設定を行います。

5. そして、画面左下で出力先を指定し、最後に「開始」ボタンを押すと、音声抽出が始まります。

Leawo Blu-ray変換の仕様と使い方

音声抽出ができるソフトウェアで、シンプルなインターフェースが魅力の、編集機能が充実したソフトウェアに、Leawo Blu-ray変換があげられます。こちらは、容量の多いブルーレイディスクを素早く圧縮して変換することを得意としています。こちらも、無料の体験版が用意されています。

leawo blu-ray変換

1. Leawo Blu-ray変換の使い方ですが、まず、ブルーレイディスク対応のドライブに音声抽出したいディスクを入れておき、こちらのソフトウェアを起動します。

2. そして、「BD/DVDを追加」ボタンを選択して、該当のディスクを選択します。あるいは、画面中央にある「ファイルをここにドラック」の部分に、データをドラッグアンドドロップします。

3. そうするとデータが認識され、初期値でMP4が選択されているので、他の形式にする場合は「MP4 Video」のタブで「変更」ボタンを押し、任意の形式を設定します。

4. 詳細を指定したい場合は、選択済みのデータ形式をクリックしたときに表示される「編集」ボタンを押すと、ビットレートなどを調整できます。

5. 最後に、画面右上に表示されている緑の「変換」ボタンをクリックし、保存先を選択して、画面右下に表示される丸い「変換」ボタンをクリックすると、音声抽出が開始されます。

以上で取り上げたソフトウェアは、すべてシェアウェアです。そのほかのシェアウェアとしては、「VideoSolo BD-DVDリッピング」「ブルーレイ 音声 抽出」「ブルーレイリッパー」などがあり、同様の操作方法で使うことができます。

tsMuxeRの仕様と使い方

ブルーレイの音声抽出ソフトは、体験版を経て有料版に移行するものが多いですが、その中でも、無料版として提供されているのが「tsMuxeR」です。こちらは、日本語非対応となっていますが、操作を覚えてしまえば、問題なく使うことができることでしょう。

tsmuxer

画像引用元:https://www.gigafree.net/

1. tsMuxeRの使い方ですが、まずソフトウェアを起動してから、ブルーレイディスクをパソコンに入れて、「add」ボタンをクリックします。

2. そうするとファイルを指定する画面が出るので、「blu-ray」ディスクのBDMV、STREAMと進んで、ファイルサイズが一番大きい「M2TS」を選びます。

3. 次に表示される画面の「codec」に「LPCM」と書かれているものにチェックを入れて、「Output」の欄で「Demux」を選びます。

4. そして最後に「Start demuxing」をクリックすると、音声抽出を行うことができます。

ブルーレイディスクから音声を抽出するフリーソフトのまとめ

ブルーレイは、ディスク容量が大きいとともに、高音質のデータ規格が採用されていることから、DVDと比較すると、音声の品質に差が出ます。ブルーレイディスクから音声のみを抽出できる使い勝手が良いソフトウェアは多く出されています。その多くは体験版が用意されている有料のものですが、日本語には対応していないものの、フリーソフトも出されています。

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